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卒業生の体験談!単位制高校のメリット・デメリット【高校受験】

この記事では「単位制高校」について、
卒業生として「ここが良かった!」「ここはイマイチ・・・」という目線でご紹介しています。

高校受験は多くの中学生にとって、
人生で初めて経験する大規模な試験になります。
普通科高校はイメージが付きやすいですが、
なかには「単位制高校」というものが存在しています。

単位制高校はその制度をよく理解して進学すれば、
高校生活を主体的に送ることができます

志望校を決める際のポイントについて、
以下の記事でもまとめているのでそちらもご覧ください。
【関連記事】>>> 志望校決定のポイントとは?考えるべき重要な要素【高校受験】

単位制高校の特徴を知っておこう!

「単位が足りないかもしれない~」
「単位に余裕があるから遊べる!」

大学に進学するとこのような会話がよく聞こえてきます。
どうやら大学生は「単位」を重要視しているようです・・・。

「単位」とはいったい何なのでしょうか?
大学まで進まないと関係ないの?

実は、高校生でも単位はとても大切な役割を果たしています!
そして「単位制高校」というものまで存在します。

単位制を理解するためには、
一般的な学年制との違いを理解する必要があります。

学年制とは・・・

大半の全日制高校や定時制高校で導入されています。
制度各学年ごとに取得しなくてはいけない授業数が決まっている制度です。
赤点などを重ねて欠点が付くと進学できなくなってしまいます。

つまり高校と言われて一般的に想像できる授業形式になります!
文系・理系や普通コース・進学コースなどの枝分かれはありますが、
各コースごとに時間割がほぼ固定(選択授業を除く)されています。

 

一方、単位制とは・・・

通信制高校や一部の全日制高校、定時制高校などで導入されています。
各授業ごとに「単位数」が定められていて、
3年間を通して法律で定められた単位数を取得すれば卒業できます。

単位制は原則として留年という概念がありません。
学校教育法で定められた単位数を取得することが卒業要件になります。
卒業に必要な単位数を満たすまで、4年生、5年生となっていきます。

一つだけ念頭に置いていただきたいことがあります。
それは大学のように、
学校に行かない日ができるような時間割にはならないことが一般的です。

あくまでも選択科目が学年制の学校と比べて多いというイメージです。
しかし私の通った高校では、
定期考査期間なのに1教科もテストが無い日がありました!

単位制を導入している高校は多くない

単位制の特徴にも書きましたが、
多くの全日制の高校では学年制を導入しています。
まだまだ単位制を導入している高校は少ないのが現状です。

文部科学省によると、
平成24年度に全日制で単位制を導入している高校数は557校となっています。
同じく平成24年の高等学校数が5022校ですので、
全日制単位制高校は10%程度となっています。

私はそんなまだまだ少数派の全日制単位制高校を卒業しました!!
この経験を基に、
全日制単位制高校のメリット・デメリットについてご紹介します。
高校選択の際の参考にしていただければ幸いです・・・。

※各自治体、学校ごとに細部は異なる可能性があります。




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単位制のメリット

それでは単位制高校(全日制)のメリットについて、
ご紹介させていただきます!

単位制高校のメリットは大きく以下の2つに分けられます。

希望の進路に合わせて授業が選べる!

少人数での授業

それでは詳しく見ていきます!

①希望の進路に合わせて授業が選べる!

単位制高校のメリットとして真っ先に挙げたいのが、
授業の選択幅が広いということです。
先述のように学年に縛られず授業を選択することができます。

また文系・理系によるクラス分けが無いこともあって、
様々な教科を選択できます。

国立大学のように5教科を必要される進路の場合、
理系であれば文系科目、文系であれば理系科目がネックになりやすいです。

それが単位制高校であれば、
理系科目を中心に学びながら、
古文演習や現代文演習などの文系科目も履修できるのです!!

進路希望に沿った授業を選択できることで、
受験勉強を効果的に進めることにもつながります

また興味のある授業を選択できることで、
自分の興味や進路を主体的に考えていく力が身につきます。

②少人数での授業

単位制高校は授業選択の自由度を売りとしている学校が多いです。
選択肢が広いということは、
生徒がそれだけ分散されることにも直結します。

生徒が幅広く散らばることで、
1つの授業に参加する人数も減少します。
これが少人数授業を実現可能としています!

少人数授業は教師から一人一人に細かな目配りを促します
生徒の理解度を確認しながら進めてくれやすい環境と言えますね!

更に生徒間の団結力も強まり、
協力して課題に取り組むこともできるかもしれません!

人数が少ないと質問もしやすくなりますし、
主体的な授業参加がしやすくなる効果もあります!




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単位制のデメリット

単位制が生徒主体の教育につながることが分かりました!
しかし、単位制のデメリットも確かに存在しています
マイナス要素を理解することで、
後悔の無い進路選択をしましょう。

高い目的意識が必要

開講されない授業があることも

基本的にはメリットと表裏一体なので、
メリットと比較してどちらの影響が大きそうか考えてみてください!

①高い目的意識が必要

メリットのところで科目選択の自由度の高さをご紹介させていただきました。
この点は実はデメリットにもなり得ます。

高校進学時点で、
その先の進路まで明確に思い描くことは簡単ではありません。
特に現代の多様な社会では、
いつ何が起こるか想像することすら大変です。

選択単位に一貫性が無く、
受験の際に役に立たない科目をたくさん取ってしまうこともあり得ます。

高校としては、
生徒が自主的に進学・就職の決定をし、
必要な科目を履修することを求めています。

毎年、翌年の選択科目を早めに選んでいくので、
下級生だからといってのんびりしていられません。

決して焦る必要はありませんが、
何をしたいのか分からない状態だと、
単位制の良さを活かせないかもしれません。

②開講されない授業があることも

単位制高校では自由に科目選択ができると言っても、
大学ほどの自由度はありません
教員数もそこまで学年制学校と変わらないのが実情です。

選択人数が少なければ、
開講されない授業も出てきます。

私が通った高校では、
地学Ⅱの授業が開講されませんでした。
友人は大学受験で地学が必要だったので、
独学で勉強していました。

このような事が起こりうるのが単位制高校のデメリットです。
目的意識があっても、
かなりの少数派に入ってしまうと自主的な努力が求められます

この点は自主性との関連もある問題です。
1教科独学で勉強する代わりに、
苦手科目を多く選択することもできるからです。

自主学習で苦手科目を勉強することは大変です。
そのような場合には、
学校で強制的に学習時間を捻出することもできます。

単位制特有のデメリットですので、
必ずしも希望通りにいかない可能性があることは頭に入れておいてください!

高校についてよく調べてから進路決定しましょう!

ここまで全日制単位制高校のメリット・デメリットについて見てきました。
いずれの点もあくまでも私の経験を基にしています。

単位制高校に進学して私は良かったと思っています。
理系・文系で二分されることもなく、多様な友人ができました!

一緒に受けるメンバーは授業ごとで変わります。
その分だけ行事の時はクラスが一団となったような気もしています・・・。
高校3年生の時の担任の先生とは今でも連絡を取るほどです(笑)

単位制高校の中でも学校ごとに違いがあります
進路選択の際には、志望校についてしっかりと調べることが大切です!
分からないことがあれば、
学校説明会や資料の取り寄せを活用しましょう

高校案内に関する書籍のご紹介

現在はインターネットで、
高校に関して多くの情報を得ることができます。

誰でも簡単に情報にアクセスできるようになりましたが、
情報の信憑性など不安な点が無いわけではありません。

情報の信頼性という点においては、
書籍による情報収集が効果的です!

毎年、国公私立高校をまとめた書籍が、
各都道府県版で出版されています。

高校選択のバイブルとなっているものですので、
受験を受ける家庭では購入されることをオススメします!!

このような感じです!
参考までにどうぞ・・・

高校受験に関する記事はこちら

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