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毎日通学する理由はどこにあるの?学校が果たす3つの役割とそのメリット

この記事では学校に通う理由はどこにあるのか、
学校が果たす役割とその効果について3つの観点から解説しています。

コロナの拡大を受けて、多くの学生生活は途切れ途切れになっています。
オンライン授業など、
通学しないでもできるだけ教育効果を維持できるような施策も取られています。

一方でやっぱり毎日学校に通い、
授業や行事に参加することには大きなメリットがあります。

本記事では、
学校に通うメリットを様々な研究を基に考察しています。

勉強₍学力₎面でのメリット

学校生活におけるメインは学業です。
学校に通うということは継続的に勉強するということとイコールの関係になります。

日本ではアメリカのホームスクールのように、
制度として家での学習が認められてはいません。

これが可能になれば学校に代替になり得ますが、
共働き家庭の増加などを考えるとあまり現実的とは言えません。

学校生活における学習を補う場所が現在の日本にはあまり無いのが実情です。

「そもそも勉強する意味はどこにあるのか」
という疑問も持つこともあるかもしれません。

知識を得ることの意味は少し抽象的で掴みづらいところがあります。

そこでいくつか実際の生活の中で、
学習がどのようなメリットを与えるのか考察します。

学力と収入

勉強に対する努力の結果が学歴だと仮定した場合、
そこには確実なメリットがあります。

政府が発表している「賃金構造基本統計調査」によると、
高卒と大卒の間には初任給で5万円弱、平均年収だと100万円以上の差が出てきます。(令和元年度)

何よりも大きいのが、
高卒と大卒の平均年収は縮まることは無く、
むしろ50~54歳になると200万円弱の開きが出ます。

勉強をお金のためにするのかは別として、
現代社会では勉強することはそのまま将来の収入に直結します。

道徳と幸福度の関係

一般的に想像する勉強から少し離れますが、
道徳の授業と幸福度に関する研究もあります。

山口大学の大学生を対象にした研究によると、
小・中学校時代の道徳の授業を高く評価した学生ほど、幸福度が高いという傾向が見られます。

これは学校側の授業の質などに依存しますが、
部分的であれ学校教育が幸福度に与える影響はあると考えられます。

読書と学歴・幸福度の相関関係

勉強する際に必要になるのがテキストです。
テキストを正しく理解することは学力向上には欠かせません。
学校では教科書や資料集、問題集などがテキストにあたります。

このような読み物に慣れ親しむことは、
人生においてとても重要であるという研究が存在します。

まず初めに、自宅の蔵書数と学歴には相関関係があることが示唆されています。
以下の表はマネーポストさんの記事を基に作成したものになります。

蔵書数と学歴参考元:https://www.moneypost.jp/604538

 

 

 

 

 

 

 

 

現在ほとんどの生徒が高校まで進学することを考えると、自宅の本の数と学歴には関係性があると言える表になっています。

読書習慣は学歴向上につながり、
学歴は将来の収入を左右する要素になります。

学校に通うことで授業や図書室での読書など、
本を読む機会を増やすことは通学する大きなメリットです。

また、読書は学歴だけでなく幸福度にも関係があると考えられています。
「Quick Reads」の研究によると、
1週間に30分以上読書をする習慣をもっている人は、
日常生活に対する満足度が高く、孤独を感じる度合いが低いことが分かっています。₍参考元:lifehacker

このように、読書習慣を身につけることは人生の幸福度を向上させます。
そして、本をたくさん買ってあげられなかったとしても、
学校に通うことで読書の時間を作り出すことができます。

運動₍身体発達₎面でのメリット

学校に通うメリットは勉強面だけにとどまりません。
勉強面だけのメリットなら塾などで代用が効きますが、子供が成長するのは脳だけではありません。

身体面での発育も重要な要素になってきます。

定期的な運動が与える影響

運動を継続的に行うことは、
生活の質を向上させるということが分かっています。

例えばピッツバーグ大学の研究によると、
定期的に運動をすることで、
記憶に関連する海馬の容量が35%~40%も増えるということが分かっています。

しかも激しい運動ではなく、
散歩のような軽い運動でも効果が表れることが判明しています。

これは、体育の授業や部活動だけでなく、
毎日の通学で歩いたり自転車をこいだりするだけでも、
学力向上に役立つと言えることになります。





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友人関係₍コミュニケーション₎のメリット

学校が果たす役割は個人の成長だけではありません。

集団生活の中で、
人間関係の構築がされていきます。

授業以外の行事や部活動などで、
他クラス・他学年の生徒と交流することは社会性の発達に貢献します。

一方で人間関係が学生の悩みになることもあります。
いじめ等で学校に行けない場合に無理に行く必要はありませんが、トラブルの解決自体が子供の成長につながるということは頭に入れておくと良いでしょう。

学校からにおける人間関係が人生に与えるものとして、以下のような面白いデータも存在します。

パートナーエージェントによると、「高校・大学で知り合った」人と結婚する割合が増加傾向にあるというデータがあります。

これが学校に行くべき理由には直結しませんが、
学校で作られる人間関係が長期的な関係性をもつこともあるというのは確かだと言えます。

学校に通えない場合の対処法

学校に通うことは様々な面から大きな効果があることを見てきました。
一方で、学校に通いたくても通えない子供もいます。

このような場合は諦めなくてはいけないのでしょうか?
実はこの記事で取り上げた「学力」「身体発達」「社交性」を別の環境で補填することができます

詳しくは以下の記事をご参照ください。
関連記事】 >>> 不登校でも心配無用!サポート施設・サービスを徹底紹介!!

子供が通学できない状態を無理に改善させようとするのは危険を伴う場合があります。
通学できる環境を整えてあげることは大切ですが、
安心して通学できないのであれば、
通学を急かさず環境整備に力を注ぐと良いでしょう。

学校が果たす3つの役割と通学のメリットのまとめ

本記事では、学校が果たしている役目を3つの観点から分析してきました。
勉強に関してはもちろんですが、
身体の発達や人間関係の構築など、
人生の長期間に及ぶメリットが得られます。

他方では学校を苦にして自殺する子供も数多くいて、
学校の在り方が問われている面もあります。

学校に通うことのできる環境を作ることは多くの面から大切ですが、学校が子供にとって負担である場合は少し距離を置くことも選択肢に入れて構いません。

現在では代替手段も増えてきているので、
様々な民間サービスを駆使しながら成長に役立てていくことが重要です。

このように、当ブログでは教育に関する様々な問題をご紹介しています。

またTwitter₍@maroandmeru₎でも色々な情報をつぶやいています。
ぜひフォローよろしくお願いします。

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