この記事では「英英辞典」を、
英語を専攻している大学生に向けてメリットとともにご紹介しています。
英語を勉強していると、
和訳すると同じ意味の単語なのに、
英語だと何種類か出てくることはありませんか?
もし完璧に同義語であれば問題ありませんが、
実は細かな使い分けが必要だとしたら、
間違ったニュアンスで相手に伝わってしまうかもしれません。
日常的には使いづらい英英辞典ですが、
英語での正確なコミュニケーションには必須のアイテムになります。
英語を専門に勉強したいと考えているのであれば、
ぜひ1冊手元に置いておくことをおすすめします。
このように当ブログでは、
英語学習に関する様々な情報をまとめています。
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英英辞典は英語を専門に学ぶ人の必需品
国として英語の教育に力を入れていることもあって、
中高生のうちから和英辞典や英和辞典をもっている人も増えてきました。
一方で英英辞典についてはどうでしょうか?
英語を頑張りたいと思っている人でも、
英英辞典をもっていない人は少なくありません。
その理由としては「使いづらさ」が真っ先に挙がるでしょう。
分からない単語を調べるときに、
英語で説明が書かれていると、
その説明を理解できるとは限りません。
知りたい単語の意味がすぐに分からないことで、
そのままやる気が無くなってしまうこともあり得ます。
それではなぜ英英辞典が日本でも売られているのでしょうか?
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英英辞典のメリット
英英辞典を使うためには、
ある程度英語力が必要になるのは間違いありません。
それでも英語を専門として勉強するのであれば、
購入して損が無いものであると言い切れます。
それではなぜ英英辞典が英語学習に有用なのかについて、
メリットをご紹介していきます。
英英辞典のメリットには、
大きく分けて以下の2つの要素があります。
①英語にふれる絶対数の確保
②英英辞典は重要表現の宝庫!
英語にふれる絶対数の確保
語学系(英語)の大学生に英英辞典を勧める理由として、
英英辞典を使うと英語に触れる機会が確保できるからです。
辞典を引こうと思えば当然調べたい単語の前後の語句も目に入ります。
例えば英英辞典では、“half”から始まる単語が1ページ以上にわたって記載されています。
“half-life”を調べようとしたら、“half-light”も目に入るというわけです。
ここで大切なのが、
何もhalf-lifeを調べるときにhalf-lightもついでに調べましょうということではありません。
できる人はもちろんした方がいいかと思いますが、
大切なのは、halfから始まる単語は相当数あり、
接頭辞としての役割を持ってるんだなと感覚的に分かるということです。
そもそも英語は当然のことながら、
日本語訳する前提の言語ではありません。
日本語に全て置換して考えるのには限界があります。
文化も違うため、
ぴったり当てはまる日本語が思い浮かばないことも多々あります。
そういうときに感覚的にイメージが掴めれば、
日本語に変換しなくても英語が理解しやすくなります。
そのためにも少しでも日本語を介さずに英語にふれる時間を確保することが大切です。
その一役を担えるのが英英辞典だと思います。
英英辞典は重要表現の宝庫!
私が塾や家庭教師、教員をやっていて困ったなと感じる時が、
「〇〇ってどういう意味ですか。」と質問されるときです。
それも英語についてではなく、
何気なく使った日本語や教科書に出てくる日本語について聞かれた時です。
こういう時は非常に悩ましいタイミングであると同時に、
自分の未熟さを実感します。
外国語について偉そうに授業しておきながら、母語についての質問に答えられないわけですから。
母語について母語で説明するということは、
噛み砕きすぎて意味が変わってはいけませんし、
聞かれたものより難しい表現を使ってももちろんいけません。
ものすごく繊細な作業が要求されているわけです。
英英辞典でも同じことが言えます。
日本人にとっての国語辞典です。
つまり、和英辞典や英和辞典よりもはるかに正確な言葉の定義が書かれていることになります。
英語を学習する人にとっては、
必ず手に入れておきたいものの一つが英英辞典だと思います。
当然内容は全て英語であるため、
英語力に関してはある程度は必要になると思います。
ですので、英語を専攻しようと考えている大学生にこそお勧めしたいものになります。
見方を変えれば、
英英辞典で単語を理解できるような英語力を身につけるということを、
一つの目標として設定することも出来るでしょう。
辞書を選ぶなら大手のものを
現在、英英辞典に関しても様々な会社から出版されていますし、
何より外国で出版されているものがほとんどかと思います。
辞典に関しては高額な買い物になるかと思いますので、
「聞いたことがある」ような名の通った出版元から購入することをお勧めします。
また、言語学習を目指しているなど、
かなり専門的な方面で学習するつもりでもない限りは、
新版は発行されたからといって買い替える必要はないと感じています。
以下に私が使っている英英辞典を紹介させていただきますので、
参考にしていただけたら幸いです。