英語勉強法

参考書は不要!高校受験までに英検3級に受かる方法!!保護者に向けて・・・

高校受験に向けて英検3級は大きな目標

2学期に入り、中学3年生の多くは部活を引退し受験に向けて勉強を行っているかと思います。
テストの点数や通知表以外で受験に向けて点数を稼ぎたいと、多くの受験生は資格の取得に向けて努力することも多いことでしょう。その中で受験生の多くに選ばれるのが、英検3級の取得です。
自治体や時代によっても異なると思いますが、私が高校受験に挑んだ時期には英検3級をもっている生徒は内申点にプラス1点分の加点がされるという特典がありました

明確な特典が無かったとしても英検3級は中学校の内容相当ですので、英検の学習をすることはそのまま受験勉強につながると言えます。
そこで各学習塾や学校でも英検の準会場設定をし、多くの高校受験生に英検も受けてもらおうと試みていることかと思います。

英検の勉強が目的なの?それとも受験の合格のための英検?

一方で私は、英検3級に合格するために「英検用」の教材を購入したり、英検の学習に多くの時間を割くことには反対です。
理由の一つとして、英検3級はほとんどの場合は高校受験を終えたら大きな意味を持たない資格だということにあります。

現状の英語能力を確認したいという方や、趣味で英語を学習しておりその動機づけの一環で受けるという方もいると思います。
しかし、先述のように英検3級は中学校の学習内容と同等とされています。
英語を好きで学習する人であれば将来的に3級が最終目標にはなりませんし、中学生時代に取得しなかったとしても大人になりわざわざ受験するという選択肢には入らないものです。

当然、就職の際にも全く有利に働くことはありません。
そうであるならば高校受験までに取得しなかった場合、受験機会は非常に限定されてきます。

したがって高校受験に向けて英語の学習を進めていき、実力を図るために英検3級を受け、合格したらその特典を利用するという意識で十分だと考えています。教材の購入は英検の受験費用に加えて、各家庭に経済的な負担をかけるものです。
学習塾に通っている場合は塾で使っている英語の教材を、特に塾等に通っていない場合は、高校受験用の教材もしくは学校で配布されるワーク等で十分に学習可能です。

英検3級は高校受験に受かるために必須の資格ではありません。漢検でも数検でも同様の利点を得られる場合が多い(語学系高校は除く)ですし、ボランティア活動や部活動など様々な観点から評価されます。
当然、受験当日の出来栄えや通知表が合格に直結するため、日頃の学習を強く意識することを常に念頭に置いておきましょう。

英検3級に受かるために受験勉強にプラスαで意識したいこと

受験勉強が英検3級の合格につながることは先に述べた通りです。しかし、受験勉強自体が範囲が広く、中学生には何を意識して取り組めばいいのか分かりにくいのが現状です。また、家庭教師をしていても、我が子に対してアドバイスの仕方が分からないと悩まれている保護者も多いのが実情です。
そこで、受験勉強をするうえで意識してほしいこと。また、受験勉強に加えて少し意識することで英検3級合格にもつながる方法をお教えしたいと思います。

「学校での学習」を最大限に利用する

長文を解く練習よりも、リスニングの練習よりもまず初めに単語学習に取り組んでもらいたいのです。受験が近づくにつれてすぐに結果に結びつく方法を探しては飛びつきがちですが、小手先のテクニックでは安定して成績を上げることはできません。
受験をコイントスのような運任せにはしたくないですよね。少し遠回りに感じても必ず単語学習には取り組みたいところです。
特に、曜日・月・季節・数字は必須です。時系列や情景が思い浮かばないことは長文やリスニングに取り組むうえで致命的です。また、英作文の際にも「いつ」という情報を含めることで表現が広がりますし、話の流れが作りやすくなります。
一方で、単語学習で難しいのがこの後です。大学受験や生涯学習としての英検、TOEICの勉強と異なり、中学生にとって単語帳に根気強く取り組むことは非常に大変なことです。私自身、高校受験の際に英単語の勉強をした記憶がありません。

まず、お金をかけずに誰でも学習できる方法として考えられるのが、教科書の単語を暗記するということです。この学習法の利点は、学校の進度に合わせて進めれば定期テストの点数アップにつながりやすく、通知表にも直結しやすいところです。また、この理由から子供にとって達成感を得やすく、更なる学習、自信にもつながることが望めます。

デメリットとしては、1,2年生時の単語の復習の難しさが挙げられます。特に教科書の単語は、巻末にアルファベット順で意味が載っていることが多く、自分で復習をすることが億劫であるという点です。
このデメリットはかなり大きく、一回覚えても忘れてしまったりなかなか定着しづらかったりすることが考えられます。

そもそも英検3級が必要なの?

ですが、原点に立ち戻って考えていきましょう。受験勉強しつつ、英検3級に合格することが理想です。そして、ある程度高い偏差値帯にいる子であれば、英検の学習は全く不要です。

つまり本当に受験勉強と英検3級を結び付けなければいけないのは、英語が苦手だけど、資格取得の恩恵を受けたいというレベルに属する子供たちです。
このレベルの子供たちに必要な事は学習習慣であることが多いです。特に英語に毎日少しでもふれるという「習慣づけ」が必要である場合が多いのです。
ここよりも習熟度、偏差値帯が下がってくると英検3級に合格している時点で、志望校合格には十分な学力が付いていますし、上位での入学が見込める子たちであると考えられます。

シビアな話ですが、中間レベルにいる子供が、英検の勉強と受験勉強の板挟みになりやすいのです。そしてこういう子達は学校の授業レベル(単語・文法両面で)を確実にこなしていくことで、英検3級の実力が「自然と」ついていくのです。
したがって、私は英検3級合格のための問題集や単語集の購入は不要であると考えているわけです。

教科書の単語学習のデメリットはデメリットではありますが、今回の記事の趣旨にあてはまる生徒にとっては全く問題ではないのです。
(英検3級の問題レベルの妥当性については別記事で書く予定です。)

高校受験生=英検3級受験生という誤った構図

英検3級合格のための秘策があるかのような書き方をしながら、学校の授業にしっかりとついていくことが最善というのは肩透かしのようで少々心苦しいところがあります・・・。
しかし、それだけ必要以上に学習教材に時間やお金を費やしすぎているというのが私の率直な思いです。
英検3級は中学レベルの内容と謳っていますが、難易度的に広く浅くであるという印象が拭えません。
先述のように、資格の取得が合否を分けるようなレベルでメリットになりうる偏差値帯(45~55程度でしょうか・・・)の子供たちにとっては乗り越えるべき壁のように感じます。しかし、少し俯瞰から見れば漢検3級でも同等の恩恵を受けられることが多いでしょう

英検3級取得を目指すことは自由ですし、英語学習の動機づけにつながるかもしれませんが、繰り返しになりますが、そこに「お金」、「時間」そして「神経」を費やしすぎる必要はありません
当然、経済的に余裕のあるご家庭であれば、英検対策講座に通われても良いでしょうし、塾と別に英会話教室や家庭教師を雇われてもいいと思います。しかし、お子さんのために何かしてあげたいけど・・・。と思い悩まれている方は心を楽にしていただきたいのです。

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