社会問題

一連の煽り運転事件に見る 再考すべき「不適合者」の扱い方

1億人以上もの人口がいれば、なんらかに不適応があっても普通

煽り運転に関する事件がなかなか減りませんね。私自身、頻繁に運転するという立場でもあり、とんでもない輩がいるものだと思いながらも、他人事とは思いません。

自分が加害者になることがあってはいけない事はもちろんですが、いつ被害者になるかも分からないなと恐怖すら感じます。

そして、各メディアに取り上げられていて、死者まで出る事件に発展しているケースがあるにもかかわらず、煽り運転が無くなる気配はありません。実際に煽られることもありますし、無理やり割り込んでいるようなところを目にすることもあります。

 

運転免許の永久剥奪が最低限の罰則であるべき!

これだけ危ない事件が相次いでいるにも関わらず、煽り運転をするような運転手に対しての刑罰があまりにも軽いことは既に散々取り上げられています。なかなか法律の厳罰化は手続きも含めてすぐに進まないことはある程度は理解できます。

一方で、割り込みや蛇行運転、車間距離不保持などの道路交通法に関する違反行為については、既に罰金や減点が課せられていますし、大抵の運転手は減点のことは頭に入っています。そのためパトカーを見ると悪いことはしていなくてもどこか緊張感が生じるのだと思います。

信号無視や、一時停止違反ももちろん許されることではありませんが、蛇行や、幅寄せ、煽り運転などは議論の余地なく相手の車の安全を妨げる意図がありますし、非常に危険です。このような件に対して、罰金や減点は軽すぎると思いませんか?

基本は一発で免許停止(免停)にすべきではないでしょうか。そして該当するケースがあるか分かりませんが、例外的に減点や罰金処分で済ませるようにした方が良いと思います。そして、このように免停を受けた場合は再取得期間を設けるのではなく、永久に剥奪すべきです。要するに、「運転不適合」な人間であると断言していいと思います。「ついカッとしたから殴った」「イライラしたから小突いた」このような事が現実社会で許されることはありません。暴行罪や、暴言が生じれば脅迫に問われます。車体に守られていたって全く同じことです。言い換えれば、「つい」や「思わず」で道交法を違反してしまうような人間は完全に車を運転するに値しません

 

飾りだけの適正検査

運転免許を取得する際には運転適性検査を受けるかと思います。そもそもこの試験が免許取得の適性があるか否かのフィルター役を果たしていないことに問題があると思います

免許を取得したことのある方は経験あると思いますが。この質問内容といったら・・・。自分の正確を知ることで安全運転に役立てるという目的ですが、免許を取る前から、前の車が遅かったらイライラするだとか、クラクションを鳴らすだとか公言している人にも免許を取得する資格を与えることがおかしいと思います。

「学科や実技を通してそういった運転に対する誤った考えや行動を正していく」と免許センターは説明されるのかもしれませんが、運転免許の取得は国民としての義務でもなければ、強制力もありません

「初めから結果いかんでは免許を取得できませんよ」と大きく明記していいと思います。当然、「そんなの良い子ぶった回答をするに決まっている」という批判はあるでしょう。それはもちろんそうです。しかし、そう明記していることに気づかないような人や、書いてあるのに「俺は世間のルールに屈しないZ」的な人は初めから、運転には不適合であることは明確です。大きく表示された標識に気づかなかったり、法として決められたルールを守らないと公言する人なわけですから。

このフィルターはあくまでも、極端に不適合な人を省く役割しか果たせませんが、それでもおそらくある程度不適格と診断される人は出るでしょう。この試験を厳格化する必要はありませんし、実際に学科や実技で様々なことを学べば良いわけですから、あくまでも極端な人をということは念頭に入れてくださいね

 

何かに対して不適合なことは恥ずかしいことではない!

こういった意見に対して、不適合というレッテル貼りのように感じる人もいるかもしれませんが、先述のように運転免許は資格であって、決して義務ではありません。就活でも性格検査などを課すところがあると思います。それが合否にどこまで影響するかは分かりませんが、自分に適したことと適してないことがあることは恥ずかしいことではありません

私自身、手先が不器用なため、手芸や楽器など、左右でバラバラの運動をすることには完全に不適合者です。1億人以上人口がいて、これだけ多様な職業や資格があれば、全てに同じように特性があるわけがありません。もちろん自覚していることもあれば、していないこともあるでしょう。

しっかりとした基準のもとに適不適を客観的に判断することは本人はもとより、周囲の人にも有意義な効果をもたらすのではないかと、今回の明らかに不適格な運転者による煽り運転の事件を見てそう思いました。

 

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