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書評⑨:「会社を辞めずにあと5万円!稼ぐ」

働き方改革が進む現代だから読みたい1冊

働き方改革が進む日本において「生涯1つの会社で勤め上げる!」という人は減少していくことが想定されます。

それは働く人の意識の変化とともに、会社がずっと雇い続けてくれる保証はないという不安から生じている部分も大きいかと思います。

そこで今回紹介するのが、新井一氏の「会社を辞めずにあと5万円!稼ぐ」です。

題名のとおり、起業するわけではなく現在勤めている会社での勤務は続けながら、副業として収入源を確保することを目的としています。

少しずつではありますが、副業が解禁されている会社も増えている現状にマッチした本であると言えます。

段階別の細かなアドバイス

この本の特徴は、アイデアの考案から実際に稼ぐまでのプロセスに合わせて、アドバイスが散りばめられている点にあると思います。

例えば、自分がこれならできるという強みをカテゴリーごとに分けて考え、実際にどのようなサイトを使うことで販売することができるか紹介してあります。

例として、物を制作し販売する(プロダクト系)であればCreema(クリーマ)minne(ミンネ)を紹介しています。

このように、既存のサービスの活用を勧めている点も好印象です。
副業としてこじんまりと始めたいわけですから、一から全て自分で作り上げることは時間的にも金銭的にも制約がありますよね!
その中で、少しでも「小さな起業」のスタート地点に立ちやすいようにという工夫が見受けられました。

著者の体験談を紹介していてイメージがわきやすい!

著者の新井一氏は起業18フォーラムという活動を通して、多くの起業家を育てている実績があります。

抽象的な話ではなく、実際に著者が携わってきた人達の実体験を交えることによって、話に具体性を感じることができます。
多くの人はメインで別の仕事をしながらとはいえ、やはり自分で新しく仕事をすることには不安があります。

特に起業したての時はお客さんが集まるのかなど不安も多いと思います。
先ほど述べたように、段階別にポイントを体験談とともに紹介してくれることで、誰でも心配事はあるんだなと再確認することができました!

更に、体験談として取り上げられている例はいずれも、まさに身近にいる会社員や主婦の方の例がほとんどです。
特別何かの才能に秀でている「例外的」な例ではないため、自分にもできるんじゃないかなと希望が湧いてきます!

本格的に独立したい人に向けては微妙

小さく起業したい人、副業としてメインの収入にプラスで稼ぎたい人に向けては、非常に有意義な本になると思います。

一方で、税金対策や細かなルールについて学びたい方には物足りないかもしれません。
本格的に独立して生計を立てていきたい場合には、この本以外に専門的な知識が得られる本も活用する必要はあると思います。

この点は本書のコンセプトからも分かるように、あくまでも今までの収入プラスαで稼ぎたい人向けですので当然ともいえます。

自分の力で稼ぐことができるようにしましょう!

現在の社会は流れが早く、安泰と言えるものはどんどん減ってきています。
今勤めている会社に生涯いられる保証はありませんし、年金だって本当にもらえるのか分かりません。
そんな現代において、自分の能力で収入を得るということはますます重要になっていくと考えられます。

会社にこき使われて消耗してしまうのではなく、自分のやりたいことで生計を立てることができれば、今まで以上にやりがいを見出すことができます!
そして自分の好きなことで稼ぐということは難しいことではない。そう思わせてくれる1冊です。
大切なのは自分の強みを知ること、正しい方向に努力していくことだということが分かりました。

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