この記事では、
集中力不足に悩むあなたにおすすめの1冊をご紹介します。
集中力が無いせいで、
毎日残業に追われることはありませんか?
もしくはケアレスミスが続いて上司から怒られたことがあるかもしれません。
それはあなたに問題があるわけではなく、
集中することが難しい現代社会に一因があるかもしれません。
そこでここで紹介する「人生を変える集中力」を読めば、
貴重な集中力を手に入れ、生活を好転させることができるようになります。
集中力で人生が変わる
現代社会はハイテク機器の発達により、
人類史上類を見ない情報化社会に突入しています。
これを上手く利用できれば大きなメリットですが、
一方では集中力を妨げる要因があちこちに散らばっていると考えることもできます。
例えば、日本に限らず「ながら運転」が問題視されている現状があります。
「人生を変える集中力」では、アメリカ運輸省のデータを用いて、以下のようにその危険性を示しています。
・ハンズフリーかどうかにかかわらず、
運転中に携帯電話を使用すると、
運転者の反応に、血中アルコール濃度が法定制限値の0.08%に達した場合と同程度の遅れが生じる。・運転中の携帯電話使用により、
運転にかかわる脳の活動量が37%減少する。
このように、人間は別のことに気を取られている状態では、十分なパフォーマンスを発揮することができません。
どんなに集中して取り組んでいるつもりでも、
にぎやかな場所だったり、
メールが気になっている状態では、
仕事でも勉強でもハイパフォーマンスを出すことはできないでしょう。
集中力を高めるための理論と実践
便利な生活と引き換えに、
集中する環境を失ったともいえる現代において、
集中力を高めることはそのまま貴重な能力になり替わるとも考えられます。
「人生を変える集中力」は、
集中力を上げるための方法が書かれた単純なハウトゥー本ではありません。
人が集中するために必要な仕組みについて、
脳科学の見地からもアドバイスを得ることができます。
集中するためには何が必要で、
今取り組んでいることは何を改善させているのか理解することで、
モチベーションを高めることができるようになります。
モチベーションが長続きすれば、
継続的に改善に取り組むことができるようになります。
理屈を理解するということは、
それだけ長期間に渡ったメリットになります。
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集中力を高めるための6つのステップ
本書では集中力を改善し、
思考を整理するための6つのポイントが書かれています。
・動揺を抑える
・集中力を維持する
・ブレーキをかける
・情報を再現する
・スイッチを切り替える
・スキルを総動員する
それぞれの詳しいポイントは本書を読んでもらえればと思いますが、必ずしも6つのポイント全てに取り組み必要はありません。
ある程度身につけられていると思う箇所はスキップして、
自分に必要だと思う内容から始めてOKです。
例としては、時間帯によって脳が活発に働く箇所が変わります。
一日の中で朝食後がもっとも思考と感情をコントロールすることができます。
この特性を生かして、
朝一番にもっとも重要なことに取り組むだけでも、
高い集中力をもって臨むことができるようになります。
他にも記憶・学習に関連した海馬という部位は、
運動を習慣化している人の方が35%~40%も大きいという研究結果があります。
しかも散歩などの低負荷の運動で大丈夫です。
このことを踏まえて、
一日20分程度の散歩の時間を作るというだけでも、
生活の質は向上していきます。
こうやってすぐに始められることから少しずつ取り入れることで、無理なく続けていくことができるようになります。
「人生を変える集中力」まとめ
今の時代はあまりにも便利になった反面、
気持ちを向ける対象が一つに絞れなくなっています。
それに伴って、集中力自体が貴重な財産と言える状況にあります。
それでも人間の脳は立派なもので、
莫大な情報の中でも一つに注意を向ける能力は無くなってはいません。
正しい知識と実践によって、
大人になってからでも集中力は鍛えることができます。
集中力が高まると、
短時間で大きな成果を上げることができ、
残った時間をあなたのやりたいことに向けることができるようになるでしょう。
ぜひ「人生を変える集中力」を手に取ってもらって、
できることから少しずつ始めてみてください。
このように、
本ブログでは人生をより良い方向に導いてくれる書籍をご紹介しています。
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