教育関連

レビュー㊳:「英語教師のための発問テクニック」【書評】

この記事では英語教師に向けた、
「発問」を使った授業づくりのテクニック集と言える1冊をご紹介します。

英語の授業をしていて、
なんだか一方的な授業をしているな
生徒の食いつきが悪いな
という経験をしたことはありませんか?

私自身もそういう経験は現在進行形であります・・・。

そんな時には「発問」を意識的に使うことが求められます。
英語教師のための発問テクニック」は、生徒に対してどんな働きかけをすれば良いのかを教えてくれます。

良い英語の授業を行うための「発問テクニック」集

英語教師のための発問テクニック」は、英語の授業の中でも「発問」に着目して書かれた1冊です。

発問とは簡単に言うと、
授業中に生徒にする質問」と捉えてもらえれば大丈夫です。

教師による一方的な授業からの脱却は、
すべての教科において求められ始めています。

そのような授業を実現するには、
生徒との関わり合いが必要不可欠な要素と言えます。

①教師になりたてで、子どもとの関わり方を改善したい

②英語の授業を時代に合った形式にパワーアップさせたい

という方にはぜひ、
英語教師のための発問テクニック」を読んでもらいたいと思っています。

リーディング授業に特化した解説

この本の特徴はなんと言っても、
リーディング指導」の中でどのように発問をするかについて書かれている点です。

現在、英語の授業構成に関する本はたくさん出版されています。

一方で教科書を活かした授業づくりに関する専門書は、まだまだ少数と言えます。

手の込んだ教材を作って、
子どもの関心を引く授業はとても魅力的です。

しかし現実には、テスト範囲を終えるために、
教科書を進めていく必要があるのが現場の教師の意見です。

この点をよく踏まえて、
教科書の内容を基点とした発問づくりのコツを提示してくれます。

実際の教科書を使った実践例

本書は大きく、
理論的な内容と実際の教科書の内容を使った授業構成の解説に分けられています。

とりわけ実際の教科書を使った授業例では、
指導案形式で授業の進め方が紹介されています。

理論だけでなく本物の教科書に、
どのように落とし込むかを具体的に示している1冊になります。

生徒の実態把握や教材分析の仕方など、
授業計画を立てるまでの道筋」も細かく書いてあるので、
初任者の先生が安心して授業に臨むことの手助けもしてくれます。

教師が教材研究をする時のポイント

発問が重要になってくるものの最終的には、
テキストをどのように生徒に読ませるか」ということが肝要になってくるでしょう。

そして生徒に教科書を味わってもらうには、
教師自身がテキストを読み込むことが大切です。

英語教師のための発問テクニック」は、テキストの分析方法を6つのステップに細分化しています。

これはとても大切な要素で、
教材を多様な角度で分析することに役立ちます。

重要文法や単語だけでなく、
教科書を「読み物」として考えることができるようになってくると思います。





スポンサーリンク

「教科書」を上手く使った授業の進め方が満載の1冊

この記事でご紹介した「英語教師のための発問テクニック」は、
授業を一から組み立てる際の参考書と言える1冊です。

授業準備に対して、
無制限に時間やお金をかけることはできません。

限られた資源の中で、
最高の授業をすることが現代の教師に求められている要素です。

そのためには、生徒への働きかけである「発問」を重視することが大切です。

ぜひ授業の中で発問を上手く利用して、
生徒と良い関係を築きながら、
知的好奇心をくすぐる授業をするための参考にしてもらえたらと思います。

関連記事はこちら

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA