英語関係

レビュー㊱:「英語のソーシャルスキル」【書評】

英語を話す場面で、

「こういうときって何ていうんだろう」

「同じ意味だけどどうやって使い分ければ良いのかな」

って感じることはありませんか?

単語や文法の勉強は大切ですが、
同じ意味だったら相手に同じように伝わるとは限りません!

日本語でも英語でも、
その場に合った話し方が存在します。

丁寧すぎても距離を感じますし、
フランクすぎても無礼に感じてしまいます。

この記事で紹介する「英語のソーシャルスキル」は、
日本語著者₍鶴田庸子₎と日本での英語指導歴のある2人の著者によって書かれています。

日本人から見た英語文化と、
英語圏の人から見た日本語文化の違いを知ることができます。

自己紹介の場面やお誘いの場面など、
日常で起きる場面を想定して、
具体的な表現で説明されています。

実際に英語を使うことがある人や、
英語の文化について知りたい人にはオススメの1冊と言えます。

日本人と英国人の文化の違い

言葉の使われ方は、
文化の違い大きく影響されます。

日本語と同じ感覚でそのまま英訳してしまうと、
相手には思っていたニュアンス通りに伝わらないことがあります。

「やけに丁寧だなあ」と思われた次の瞬間に、
「次は攻撃的な話し方だ!」とビックリされてしまうこともあります。

文法的に問題ない場合、
自分ではなかなか間違いに気付けません。

大人になると言葉の使い方も、
その人の品位を示すうえで非常に大切になります。

この本では、
相手にどのような印象を与えるかに着目して詳しく説明しています。

以下に1つ例を挙げて、
日本語と英語で実際にどのような違いがあるのかご紹介します。

行動の決定権は誰にあるの?

日本語と英語で大きく違うのが、
「行動の決定権が誰にあるのか」です。

例えば、何かを借りたいとき日本語では、
「貸していただけますか?」や
「貸してくれませんか?」など、
相手が自分にしてくれるという方向性の表現が使われることが多くあります。

一方で英語だと、
「Could I borrow it?」のように、
自分が相手に許可を求める表現が多く使われます。

英語のソーシャルスキル」では、
このような英語の表現を、
GIVING DECISION CONTROL」といい、
英語の特徴として位置付けています。

決定権は繰り返し出てくるポイントになっているので、日本語との違いを感じながら読み進めてみてください!





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ソーシャルスキルの重要性を再確認

外国語の間違い方には大きく分けて、

①単語や文法、発音の間違い

②表現の間違い₍適切さの間違い₎

の2種類が存在しています。

①の場合は受け取る側が内容を推察して、
正しく受け止めることができます。

また、内容を再確認することで、
認識の違いが無いか確認することもできます。

それに対して②の間違いでは、
話し手が意図的に強い表現を使ったのか、
また遠回しで嫌味な表現にしたのか分かりません。

特にスラスラ英語が話せる人ほど、
聞き手も言葉の通りに受け取ってしまいます。

英語上級者ほど、
適切な表現を適切な場所で使用する能力が求められます

中でも、丁寧であるべき場面で無礼に聞こえることは、そのまま自分の評価を落とす羽目にもなり兼ねません。

正しい言葉遣いは、
正しい発音や正しい文法と同じくらい大切なものかもしれません!

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