この記事では英検1級合格に向けて、
「長文問題で高得点をゲット」するためにおすすめの問題集についてご紹介します。
1級の長文は専門的な内容のものが多いので、
点数を取るのに苦労している読者の方も多いと思います。
そこで大切になってくるのが、
実戦形式の問題に慣れることです。
しかし過去問だけでは問題数も限られてしますし、
十分な量を確保できるとは言えません。
この記事を見れば、
英検1級に合格に向けて効果的な問題集を見つけることができます!
英検1級で求められるレベル
資格試験に合格するためには、
まず初めにどのような能力が求められているのか知ることが必要です。
英検公式HPでは、
英検1級合格者に求めるレベルを以下のように定めています。
広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる。
各級の審査基準
ここからも分かるように、
その出題内容は多岐にわたっています。
なので幅広い内容に関して深い理解が必要になってきますが、一方で適切なレベルの練習問題を探すのが難しくなってきます。
そこでこの記事では問題集を探す手間を省くために、
私が受験の際に実際に使用して、
1級対策として十分に使えると感じたものに絞ってご紹介していきます。
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おすすめの問題集
それでは早速おすすめの問題集をピックアップしていきます。
必ずしもすべての問題集を使う必要は無いので、
興味を持ったものから取り組んでもらえればいいと思います。
①英検1級 長文読解問題120
英検1級対策が難しい理由の一つに、
1級対策に特化した問題集の少なさがあります。
その中で「英検1級 長文読解問題120」は題の通り、
英検1級に特化した問題集になっています。
大問別に十分な問題数が収録されているので、
満遍なく英検対策を行うことができます。
初めの一冊としては非常におすすめで、
巻末には試験対策模試も入っているので、
テスト直前の確認にも活用することができます。
長文には日本語訳と単語の脚注が記載されていることで、問題を解いていて理解できなかった箇所の確認も簡単にできる点も長所と言えるでしょう。
②難関大のための上級問題 特訓リーディング
基本的には①で紹介した英検1級 長文読解問題120を使用することをおすすめしますが、英検1級はとにかく様々な内容が出題されます。
そのためにはたくさん量をこなして、
できるだけ様々な内容・単語に触れることが求められます。
そこでぜひ使っていただきたいのが、「難関大のための上級問題 特訓リーディング」です。
タイトルのように大学受験向けですが、
長文の長さ・内容ともに英検1級の対策のためにも利用できます。
設問も全て英語ですし設問数もかなり多く、
1つの長文で多くの内容を学ぶことができます。
そして何より解説が詳しくてわかりやすい点が魅力です。
難しい箇所には文構造の解説も載っているので、
どうしてそういう意味になるのか理解しやすくなっています。
短所としては単語レベルが少し容易に感じるので、
その点は他の教材や単語帳学習で補う必要があります。
【関連記事】
・【実体験】英検1級合格のためのおすすめ単語帳!
③英語長文レベル別問題集6
3冊目にご紹介するのが、
東進ブックスから発売されているレベル別問題集シリーズです。
レベルは6段階設定されていますが、
1級を目指している方には最難関のレベル6がちょうど良いと思います。
この問題集も2冊目にご紹介したものと同じく、
大学受験向けの教材になります。
2冊目にご紹介した問題集と比較すると、単語の難易度が高いように感じます。
そのため「難関大のための上級問題 特訓リーディング」の欠点をうまく補うことができます。
また、解説は非常に細かく丁寧で、
全ての文の構造の解説が載せられています。
一文一文が長くなると文構造が難しくなりますが、この問題集であれば確実に理解することができます。
欠点ですが、設問が英検で出題される形式と異なるので
問題形式に慣れるために使うことはおすすめしません。
あくまでも読解力向上のために使用すると考えてください。
おすすめの教材・問題集の選び方のまとめ
ここまで英検1級長文対策として、
3冊の問題集をご紹介してきました。
1級対策に特化した問題集はまだ豊富とは言えず、
他の級と比べて自力で対策を立てるのが難しくもあります。
そこでこの記事では、大学受験向けの教材を含む3冊を取り上げました。
①英検1級 長文読解問題120
②難関大のための上級問題 特訓リーディング
③英語長文レベル別問題集6
英検1級を受験される方であれば、
基本的にどんな問題集を使ってもある程度解き進められると思います。
その分だけ問題集の選択が難しくなりますが、
悩んだときは「解説の丁寧さ」を基準に考えると良いでしょう。
単語リストが載せられていたり文構造が書かれていたりするものは、自分が分からなかった箇所の確認が容易なのでおすすめです。
ぜひこの点に注意して自分に合った問題集を探してみてください!